Aloha Valentine／Hau'oli La Aloha（１）

　私ＬＩＨＩＵ（Lycee International Hawaii Inc., USA）のCEO、Caroline Kazedaが投稿させていただきます。


Alohaバレンタイン＠運河の見えるハワイの窓辺＝2月＝

Aloha Valentine／Hau'oli La Aloha


世界中からハワイに人が旅行に来る理由は、探検したり、記念日を祝ったり、誓いを新たにしたり、優良物件を探したり、英語を学ぶために長期滞在をしたり、愛する人と結婚したりするため、など等とか。
目的は何であれ、ハワイでは先ずは「Aloha アロハ」です。
「Aloha アロハ」は「hello こんにちは」や「good-bye さようなら」と言うのに普通使われますが、「love and affection 愛情」を表す言葉でもあります。

驚くほどの美と温かい文化で知られるハワイは、米国で最もロマンティックな地に選ばれており、ハワイ州は通称が「Aloha State（アロハ州）」というくらいです。年が明けてクリスマス飾りが仕舞われると、一月半ばから可愛いバレンタイングッズが街を賑わし始めます。今年はコロナ禍の中、如何にして2月14日バレンタインデーを祝うかと、あちこちで安全な方法を模索している様子でした。

コロナの感染者数が連日報道される日本では例年ほどのバレンタインデーの盛り上がりは無かったと聞いています。とりわけ従来なら会社の上司に手渡す義理チョコはリモート勤務で省かれ女性社員は内心ほっとしているかも知れません。コロナ下では今までの常識はどんどん覆されていきます。これも日本で言う、新しい生活様式 New Normal ニューノーマルの時代です。

グローバルな視点でのバレンタインデーでは、日本のように女性のほうから好きな男性にチョコレート（バレンタインチョコ）を上げるという風習はありません。逆に、男性のほうが女性にチョコレートのみならずスイーツ、ジュエリー、バラの花束、ぬいぐるみ、カード等のプレゼントを贈るのが一般的です。米国、ハワイも例外ではありません。高級なレストランを何か月も前から予約してデートし、告白かお祝いをするというのが常でしょう。

また、カップルなら、女性から男性にプレゼントするのもありです。両親や祖父母に何か贈ったり、或いは教師の指導の下、クラスメート間で上げっこすることもあります。そういう場合はカードやクッキー、キャンディーくらいのアイテムで、食物アレルギーの子がいるので手製は避けさせるそうです。ハワイでは「義理チョコ」はないし、「ホワイトデー」もありません。

因みに、2月14日は古代ハワイ文化ではバレンタインデーとして祝われなかったので、ハワイ語には「valentine」という単語は存在しません。それで、「Happy Valentine's Day」に近い表現は「happy love day」＝「happy day [of] love」となり、ハワイ語では「hau'oli la aloha」ハウオリ・ラー・アロハと言います。やっぱりアロハは「愛」なのですね。